Brand Story

わたしたちのごく身近にある使い捨て紙ナプキンは、「手軽さ・合理性・利便性」と「いかに早く経血を多く吸収させるか?」という課題をクリアすることを優先し、科学的な素材に頼って作られてきました。
そこには弊害として、使用していると肌がかぶれるなど、不快症状がでてしまい、「心地よさ」という観点からは難しく、私自身も肌のかぶれや不快症状に悩まされ、毎月向き合う月経に対してネガティブな感情を抱いてきました。
年々使い捨て紙ナプキンも改良もされ、心地よさも追及しているかのように思われていますが、本来の心地よさを考えると、「布」という素材が持つチカラが大きく、女性の中には、布ナプキンを手作りする布ナプキンユーザーがここ近年増えています。
その中で最も多く使用されている素材が、コットンのネル生地で、肌への不快感が少なく、心地よさもありますが、布ナプキンは他の衣類と違い、経血を洗い流すために一度手洗いをしなければならず、その後洗濯し、干すという作業工程がつきものです。
そこに抵抗感や不便さを感じ、結果、「使い捨て紙ナプキンで我慢をする」という女性がたくさんいることを知りました。
私自身も、実際に布ナプキンの心地良さを感じても「洗って干す」段階になると、気持ちが下降気味となり、前向きには使い続けていけませんでした。
私は、セクシーなランジェリーや、エレガントなレースの下着やファッションが大好きです。
それを纏うことで自分自身の気持ちも高まります。布ナプキンを洗濯することのストレスからは免れないものの、せめて、色、柄、デザイン、素材などが大好きなランジェリーのようだったら、使い続けることができるかもしれないと思いました。
そこで、たどり着いたのが、シルクとレースを使ったものでした。
人間の肌に優しいとされるシルクと、エレガントなデザインのレース。
まるで素敵なランジェリーのようなシルク布ナプキン。
これが私の答えでした。
地元群馬が誇る良質なシルクを生かしたシルクナプキンの実用化に向け、桐生をはじめ、県内各地域の優れた技術をもつ企業さまのご支援をいただきながら、日々開発を進めています。
女性が活躍できる時代と言われていますが、女性が毎月向き合う月経へのネガティブなイメージは変わりません。
月経があることで、身体的・精神的ストレスも多く、女性の多くは、そこに振り回されることがマイナスだと感じ、いかに心地よく過ごせるかを求めています。
それぞれが求める心地良さの中で過ごせていければ、自身が女性であることをもっとポジティブにとらえられるのだと考えます。
女性の在り方、生き方を提案する『JUNA』は、女性特有の健康課題を『ランジェリーナ』というシルクの力を使った布ナプキンから解決していきます。

JUNA株式会社
代表 安藤淳子
群馬県高崎市出身
武蔵野音楽大学ピアノ科卒業
学童保育児童指導員、建築新聞編集記者、医療窓口事務、セレモニーピアニストを経て、声の仕事へ。
10年間で約500組の婚礼司会を担当するほか、式典やイベントの司会、ケーブルテレビのリポーター、ナレーター、エフエムラジオのパーソナリティとして番組を担当。Voice & Mind, Life Producerとして、話し方講座、人材育成、接客コミュニケーションスキル研修、ピアノ講師、イベントの運営サポートやコーディネートを務め、在り方や楽しみ方をプロデュースしている。
2022年10月4日にJUNA株式会社を設立。